○測量関連実習授業

本センターの施設・教室を利用し、土木工学科,社会交通工学科,建築学科,海洋建築工学科,短期大学部建設学科に在籍する学生に対して以下のように測量などの講義と実習が実施されている。以下の表に示されるように、種々の測量関連実習科目の実施が行われている。

   
測量実習センター前景        

学科名 対象学年 授業・実習の内容 曜日 時限 期間
土木工学科 土木工学科1年(A組,B組の半数) 測量学T・U 2時限 年間
土木工学科 土木工学科1年(B組の半数,C組) 測量学T・U 1時限 年間
土木工学科 土木工学科1年(A組,B組の半数) 測量実習TA,TB 3・4時 年間
土木工学科 土木工学科1年(B組の半数,C組) 測量実習TA,TB 3・4時 年間
土木工学科 土木工学科3,4年 測量実習U   夏季集  
社会交通工学科 社会交通工学科2年 測量学T 2時限 年間
社会交通工学科 社会交通工学科2年 測量実習T 3・4時 年間
社会交通工学科 社会交通工学科3年 測量学U 2時限 前期
社会交通工学科 社会交通工学科3年 測量実習U 3・4時 前期
建築学科 建築学科4年 測量及び実習 1〜4時 前期
海洋建築工学科 海洋建築工学科 測量及び実習   夏季集  
短期大学部建設学科 短期大学部建設学科2年 ゼミナール 5時限 年間
短期大学部建設学科 短期大学部建設学科2年 卒業制作 3・4時 年間
社会交通工学科 社会交通工学科3,4年 景観設計 3・4時 前期

○研究について

●空間情報処理による種々の研究活動について
本センターでは衛星観測による画像データや航空機による空中写真情報、および地図、地形図等の地形情報を種々利用した、環境調査・評価や地形調査等の研究が行われている。衛星画像を用いた研究:画像処理解析システムを利用して,LANDSATによる観測画像を用いた都市域における土地利用の変化調査と分析の研究,および,IKONOSによる高分解能衛星画像データを用いた都市域の緑地環境調査の研究が行われた.また、GISを利用した空間情報の統合研究が推進されている。

●野外計測技術の開発と応用研究の活動について
 種々の野外計測の対象となりうる事象に対して、新たな計測手法の開発や調査・評価の開発研究の活動を行っている。特に、海岸域での風砂の諸問題等を解決するための現地計測手法の開発と計測検討が進められている。また、GPS技術の現地継続への応用研究についても種々の空間情報処理との融合利用を踏まえた利用検討のための研究が推進されている。

○測量実習センター研究業績


1)保坂幸一・鵜飼正志・久保田進・小栗保二(2004):圧電振動子による飛砂粒子数の計測,土木学会,海洋開発論文集,第20巻,pp.1091-1096.

2)久保田進・保坂幸一・小栗保二(2006):圧電振動子を用いた飛砂量計の開発――飛砂粒子衝突時のセンサー出力に関する実験――,日本大学理工学研究所所報,第114号,pp.(1)81-(11)91.

3)久保田進・保坂幸一・田村貴史(2007)圧電振動子を用いた飛砂量計の開発(2)――高速度カメラによる飛砂衝突状況の可視化――,日本大学理工学研究所所報,第115号,(印刷中).

以上3件。